表参道「文房具カフェ」で体験した、引き出しの合鍵をもらうワクワク感
ずっと行きたいと思っていた「文房具カフェ」(@表参道)。
ついに、ついに、昨日行ってまいりました!!!
一緒に行ったのは十年来の友人・平野ハチ氏。
文房具好きというところや、その他さまざまなところでなんだか私と感覚が似ている男の子(なお、かなり乙女)です。
「文房具カフェ」は表参道駅から徒歩数分の、おしゃれなエリアの一角、地下1階にあります。周辺がおしゃれすぎて、やや腰が引けます(笑)。
地下に降りて行くと、そこにはところ狭しと並んだ文房具と、おしゃれなカフェ空間が。思ったより広いし、普通のカフェっぽい(笑)。もっとマニア向けのお店かなと思っていたのですが、これなら誰でも気軽に立ち寄れますね。席は1人がけのカウンター席もあれば、2人がけ、4人がけのものも。席と席の間隔もそこそこ確保してあるので、落ち着けそうです。
さらにフリーのWi-Fiも完備。これは仕事に使えるぞ。
ちなみにカフェを利用せず、文房具を購入するだけでも入店できます。
■カフェレベル、高し。
で、今回私が注文したのは、こちら。抹茶ティラミスと折り箱(823円)です。
濃厚な抹茶ティラミスで、とてもおいしい。さらに、黒豆も美味。飲み物はティーエスプレッソ ダブル(617円))を注文しました。エスプレッソマシンで抽出した紅茶だそうで、とっても渋みの効いた大人のお味でした。
メニューを見る限り食べ物は全体的にレベルが高そうで、食事系やお酒類も充実していました。中には文房具をモチーフにしたお菓子やデザートも。さすが、「文房具カフェ」というだけあります。
しかし、ハチ氏と私が「文房具カフェ」に求めているのは、正直“カフェ”部分のレベルの高さではありません!(笑)そう、重要なのは“文房具”の部分。
店内では上質な文房具が多数販売されており、また文房具について書かれた本が並べられているライブラリーコーナーも。うん、なかなか素敵です。
まあでも、ここまでは普通、ですよね。そこまでの広さはないので、文房具の数はそこそこ。正直文房具を買いたいだけであれば、東急ハンズや伊東屋に行ったほうがいいかもしれません。
■最大の魅力は会員にならなければわからない!?
この「文房具カフェ」で私たちが一番きゅんときたのは、「文房具カフェ オフィシャル会員」制度です。
700円を払うと、“文房具を愛している人”なら誰でもこのカフェのオフィシャル会員になれます。会員になると渡されるのが、会員カードと、この小さな鍵。
この鍵を使うと、カフェのテーブルに付いている施錠された引き出しを開けることができるんです。
さっそく引き出しの鍵を開けてみると、そこにはたくさんの文房具が! なんと会員は引き出しの中の文房具を自由に使うことができるというのです。もちろん引き出しに入っているのは、文房具好きのお眼鏡にかなった使いやすい上質な文房具ばかり。ユニークな商品や、画期的なアイディア商品も入っています。また、自由に記入できるノートや、最新文房具のカタログなども……!
しかも、入っているものは机ごとに違い、さらに、頻繁に入れ替わるそう。これは何度も足を運びたくなる仕掛けです。
文房具好きが抱く”いろいろな文房具を手にとって使いたい”という欲求を満たしてくれ、さらには”合鍵を渡してもらえるという特別感”、”今日座ったテーブルには何が入っているか想像するワクワク感”などを感じさせてくれるこのシステム。すごい。すごく、いい。よすぎて悔しい。
なお、会員になると、毎回のカフェの飲食代が10%オフになったり、特別なイベントに招待されたりとさまざまな特典があります。しかしながら、そんな特典などなくてもいいと思えるくらいに、”引き出しの合鍵”が素敵です。
もう、カフェでは終始ニヤニヤしていたハチ氏と私。
文房具が好きな方には全力でおすすめしますし、普通のカフェ利用客として足を運ぶのもいいと思います。ここに通っていたらそのうちきっと文房具が好きになってしまうはずです(笑)
さあ、みなさんもめくるめく文房具の世界に、足を踏み入れてみませんか……!
■「文房具カフェ」公式サイト:http://www.bun-cafe.com/